| '07 秘境駅 |
Chapter5 浅岸駅(岩手県)
この駅までの様々なデータ
◇ルート◇
(1)白井海岸駅→宮古駅(三陸鉄道北リアス線) 約1時間
(2)宮古駅→浅岸駅(山田線) 約1.5時間
◇特筆エピソード◇
(1) リアス線内で乗車証明記念カードをもらった。
(2) いつもならどの電車にも先頭車両には景色を見る人がいるものだが、今日はいなかったので宮古駅までの1時間たっぷりと景色を堪能した。
このときほど、電車が目的地に到着しないでほしいと思ったことはない。
(3) 宮古駅の手前の駅の一の渡駅も秘境駅だが降りることは時間的に許されなかった。
(4) 宮古駅から急いで山田線に乗り込んだ。電車に乗っているのは誰も地元の人ばかりだったと思う。
中に私の席のはす向かいに座っていた中年の男性は絶対宮古在住の人だと直感的にわかった。
地元の人を識別するための情報を一切持っていないのにも関わらず、直感でわかるのはこの旅で身に付いた智慧の一つかもしれない。
私の目の前に座っていた高校生らしき少年は絶対に宮古北高校の生徒だと勝手に自分の無意識が判断していた。(ちなみに宮古北高校なぞ私は知らない)
(5) 浅岸駅では身も凍るほどの体験をした(以下に記載してある)。なんと熊と出会ったのだ!!(見てないが)クマのプーさんじゃないですよ!天然の熊だ、熊!!
このような危機的な体験をすることで脳細胞の再連結は瞬時に発生し、思考回路が変わるということは書物で知ってはいたが、まさしくその実体験をして自分の中の何かが変化したと思われる。
(6) よって次回この駅に来るときは「ヘルメットを持参」ということだ。
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| しぶしぶ白井海岸駅を後にする。しかし、リアス線にはトンネルが多い。 | 味わい深い駅。理想は一つひとつの駅で降りたい。 | だんだん海から離れる。 |
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| トンネルの先に何が? | 宮古駅到着。次の接続電車がすぐ発車なので宮古の写真があまりとれなかった。 | 山田線の秘境駅浅岸駅に到着。この駅で私はある大事件に巻き込まれることになろうとはこのとき微塵も思っていなかったのだ。 |
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| うおおお!この駅はレベルが高い!!このレベルの高さ半端じゃねーぞ! | なにいいい!熊が出る?!そんな情報を事前に持ち合わせてなかった私は大いにびびったよ。 | 気を取り直して、...。この駅周辺は全くの無人地帯である。 |
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| この駅にも他の駅同様に独特のオーラがあり、非理論的な時間が流れる。 | 素晴らしい! | 駅はこれで以上!という超ハイレベル駅。 |
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| 駅前はご覧の通り道具などが収納されている小屋のみ。 | 実はさっきから駅から目の前にほんのわずかに建築物が目に付いていたので、気になるので行ってみることにする。 | 草むらに不規則な動きが!!もしや、熊か!!?しかし、泣き声が猿っぽかったので少々安心。こ、怖い。ここは天然お化け屋敷か? |
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| 建築物発見。誰か住んでいるのか? | 人の気配はない。しかし、なぜ、こんなところにポツンと家があるのか? | 学校?錠がかけられていて入れない。もちろん人はいない。正直ものすごく怖い雰囲気。 |
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| なぜ?ここに学校が?? | この付近には集落その他が一切存在しないのに、なぜ学校があるというのだ? | 正直自分の足ががたがた震えている。 |
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| 学校の前の記念碑。 | ここで手を合わせてお祈りしてきました。 | さて、あといろいろ探したが建築物は以上のようだ。ここから駅に帰る道も怖い。熊がいるかもしれないからだ。途中で狸みたいな小動物がいた。戦闘能力を持っていないはずだがこちらに向かってくるので僕はそそくさ逃げた。よって僕の小心さが証明できた。 |
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| おそらくバイク、車からの駅への到達には事前の相当な準備が必要と思われる。初めて行くと絶対彷徨う。 | 駅に早く引き上げよう。 | 日が落ちてきて、駅に自動的に明かりが。 |
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| さて、駅に出て、駅ノートを見ているときにそれは起きた!!! 近くで泣き声が。猿などの小動物ではない、熊と思われる大きな動物の鳴き声だ。最初の何回かは無視してたが、声が大きくなる!!!熊を肉眼では発見できなかったが、自分の本能が危険を知らせる。 そして、なんと、次の瞬間になんとホームがドスン!!と揺れたのだ!もしかして、熊がこのホームに接触したのでは?!僕は急いで駅舎に入った。ホームでは何回かドスン!!という音が!熊だ、熊がホームにいるのだ。僕は自然の熊を見たことがなく、それを肉眼で確認する度胸が備わってなかったので、外を確認することができず、駅舎で次の電車を待つばかりとなった。次の電車まで1時間。僕は生きて帰れるのか?僕を構成する細胞が非常事態を知らせている! |
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| 暗くなってきた。少々肌寒い。ドスン!ん?気のせいか。 | この時刻表をよく見たまえ。恐ろしいぞ。 | |
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| 何かが近づく気配!!! やはり熊だ。熊しかいない。人間はホームからこの駅に行けない。右手の階段からでしか来れない。階段を上ると確実に音がするはず。などと私は無意識的に推理し、近づいてくるものは熊しかありえないという結論に達した。この推理は絶対に正しい。今でも確信を持っている。相変わらずホームを時々ドスン!!とたたく音がする。この状況は活字では伝わらないだろう。半端じゃねーぞ。やばい。しばらくして電車が来て、それに一目散に乗り込んだのは言うまでもない。恐怖心から一目散に乗り込んだのはいいが、乗客が皆僕を見ていたので視線が痛かった。 私は、これほど心底恐ろしい体験をしたことはない。みなさんはこの駅に行かないほうがよい! |
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CHPTER5 浅岸駅 に行く
CHPTER6 面白山高原駅 に行く
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